入稿ガイド~デザインの注意点~(加工方法共通)

①1mm以下のデザインや複雑な模様はご注意

1mm以下の幅のオブジェクト(線や文字含む)は、アイテムによっては白の下地が表出してしまうか、
あるいは印刷自体が正しく行われずにプリントが欠けてしまう恐れがあります。

また、1mm以下の隙間は、つぶれや擦れ、インクの下地あるいは生地の表出が生じる可能性があります。

②プリントしたくない背景画像は丁寧に除去を

画像編集ソフトで自動選択ツールで背景画像を選択して除去する場合、背景の選択が充分ではなく背景画像データが残ってしまうことがあります。
また、綺麗に除去したつもりでもアンチエイリアスがかかっていて半透明部分が残ることがあります。

僅かでも濃度が0%ではないデータ(ほぼ透明だったとしても)があると、白の下地がついてしまうなど、仕上がりがご希望通りではない結果になる可能性がありますので、背景は丁寧に細かく除去してください。

※この場合、中央のキャラクター周りにある、白い部分が印刷されてしまう可能性があります。

③ぼかし効果やグラデーション、半透明表現は不可

半透明色を指定している箇所や透過処理によるぼかしやグラデーション表現をされている箇所は
白下地が表出してしまうか、
あるいは印刷自体が正しく行われずに半透明箇所のデザインの全部又は一部が欠けてしまう恐れがあります。

また、辺や線が垂直または水平ではない画像で、辺や線にアンチエイリアスがかかっている場合も、
当該アンチエイリアス箇所に白下地処理が行なわれ、その白下地がフチのように表出 してしまうか、
あるいは印刷自体が正しく行われずに半透明箇所のデザインの全部又は一部が欠けてしまう恐れがあります。

※この場合、キャラクターのフチにある黄色部分が、ぼかし効果やグラデーション、半透明表現です。

④不要なデータは必ず削除を

ご入稿データに(本当はプリントしたくない)データが残っていた場合でも、当該データの要不要を判断できないため、ご入稿データのままプリントしてしまいますので、不要なデータは必ず削除してください。
例えばデザイン作成時にデザイン確認のためにブラックの背景をつけていて、そのままブラックのボディに入稿されると、その背景色のついたデータのままプリントしてしまいます。

⑤色の表現について

デザインデータの色について、PCやスマホのモニターでは色域の広いRGBで表現しますが、実際のプリントは色域の狭いCMYKで表現します。そのため、RGB色域の鮮やかな色はCMYKでの近似色に置換されることになります。
また、RGBで作る色は光の掛け合わせですがCMYKで作る色は実際のインクの掛け合わせになりますので、ご希望の色よりも発色度合や色彩度・明暗度等が異なってプリントされることがあります。
生地の種類によっても仕上がりカラーに差異が生じます。

最後に

MashRoom Cafeでは入稿された画像をそのまま印刷に使用します。
入稿画像が元になり、仕上がり上のトラブルが発生した場合には、
購入者の方にはご返金、クリエイター様の獲得ロイヤリティがキャンセルとなる場合がございます。
ご了承ください。